集中力と切っても離せない「いい姿勢」の重要性

近年スマホやPCなどのデジタルデバイスの普及により、ブルーライトを浴びることが多くなったのではないでしょうか?

画面を見続けることになるため、ずっと目を開けていることでドライアイの原因になったりと、最近は「スマホやパソコンの使い方を考えよう」という趣旨の本も増えてきました。

その先には、眼精疲労や目の痛みなんかを感じて「視力が落ちた」という結果を招くことも多いと思います。

視力が落ちたまま生活するとどうなるか?そうです。姿勢が悪くなります

人間はラクしたい生き物ですから、スマホを見るときは下を向いて、パソコンを見る時は顔を近づけるなど、頸椎に負担をかけてしまいます。

するとストレートネックを引き起こし、最後には頸椎ヘルニアを起こすかもしれません。

姿勢が悪くなると今度は猫背になり、嚙み合わせに問題をきたします。

さて、怖い話はここまでにしまして。

今回はナゼ「姿勢が悪い」はダメなのか?いい姿勢とは何なのか?って辺りを勉強してきましたので、お伝えできればと思います。

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「姿勢が悪い」がダメな理由

上記しておいて、何を今更感が否めませんが、更に補足していきたいと思います。

日常的に正しい姿勢ではなく崩れた姿勢でいると、使うはずの筋肉が使われず、周りの筋肉が補填をして補ってバランスをとることになり、体に大きな負荷がかかってしまいます。

そのため、背骨や骨盤などさまざまな部位に負担がかかり、全身へのしかかるストレスが増加してしまう、という結果をもたらします。

同時進行で、局所の神経が圧迫されるため、脳に行く血も減少し、結果的に集中力が低下してしまいます。

いい姿勢のメリット

まず、姿勢を正せばおのずと、胸が開きやすくなるので、呼吸が深いものが出来るようになり脳に酸素が回りやすくやすくなります

現に、言語流超課題という「特定の文字から始まる単語を列挙させるという実験」では、大脳皮質(ワーキングメモリなんかに関係する部分)の血中におけるヘモグロビンの濃度が増加した(P) って研究結果だったり、

ストレスのかかる課題(人前でのスピーチなど)に正しい姿勢とそうでない崩れた姿勢で臨んでもらった実験(P)では、背筋を伸ばして臨んだ人の方が自己肯定感が高く、悪い姿勢の人よりも恐怖感を感じなかったという結果が出ています。

いい姿勢の方がポジティブだったという事ですね。

このことからもわかる通り、姿勢を正すことによるメリットは計り知れないという事がわかると思います。

いい姿勢とは

さてそれでは、いい姿勢とはどういう状態か?

直立姿勢(直立に立つ状態)の状態では、自分を鏡で横からみて、

  • ひざ
  • 股関節
  • 肩峰(肩の一番出ている部分)
  • 耳の後ろが

一直線になっているといいです。それを意識すると無意識的にあごが引かれると思います。

座っている状態でも似たようなもので、上記に加え、

  • お尻と背中の角度が90度になること
  • 膝はなるべくそろえること
  • 足の裏を床にしっかりつけること

といったところを意識することによってきれいな姿勢で生活できます。

最初は難しいとは思いますが、気づいたときにスッと直すことを心がければ、だんだんと姿勢が良くなり集中力が増加します。

あまり気にしすぎても体に毒かと思いますので、ストレスを溜めずにのびのびと続けてみてください。

自分には集中力が無いから高めよう!漠然ととらえるのではなく、簡単な姿勢を正すというところから始めてみるのも一手かもしれません。

<参考>

study hacker: 姿勢を正せば集中できる! 仕事と勉強の効率を上げるための “良い姿勢” の作り方

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