資産運用や資産形成をしようとしたとき、「複利」という言葉を耳にしたこと一度はあるんじゃないでしょうか?「複利」の計算はとてもめんどくさいので、パット答えは出せないと思います。
しかし、72の法則を知っていれば、二倍になるまでの期間が楽に計算が可能になります。
72の法則とは
72の法則とは、お金が二倍になるまでに必要な期間を計算するための計算式である。
これは、投資でお金を増やそうとしている時、更には借金でお金を借りている時にも有効な式です。
計算式は決して難しくなく、「72÷金利≒お金が2倍になるのに必要な期間」となります。(あくまで近似値ですが。。。)
例えば、「100万円の借金」をしてしまった場合、金利は15%になります。「72÷15=4.8」なので4年8か月。約5年で借りた100万円が200万円に化けるということがわかります。クレジットカードで分割払い、リボルビング払いを利用した時も同じように計算できます。
「5万円の物をクレジットで分割払いで買った」として、金利が12%だった時「72÷12=6」6年で10万円に増えるとわかる。
どの程度の速さで借金が膨れ上がるのかがわかるので、慎重に利用するようになれると思います。
借金の場合だけでなく、資産運用の時にもこの計算式は役に立ちます。例えば、「金利3%で運用した時、何年間で2倍になるのか?」を知りたいときには「72÷3=24」となり、24年で資産が2倍になることがわかる。なんだか心が折れそうになりますが、「もっと早くお金を増やしたい!」と思った時にもこの式が適用できます。
24年で2倍なんて待てないので、10年で二倍にしたいと思ったら、「72÷10=7.2」となり、7.2%の金利で運用し続けられれば、10年で二倍にできるという事がわかります。
最後に
あくまで、近似値であり複利での計算式であることが前提になっていることを忘れずにいてください。
〈参考〉
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