皆さんは「多分」や「おそらく」と英語で言いたい時に、様々な単語があって度の単語を使えばいいかわからなくなったことはありませんか?
今回の記事ではこれらの言葉の表現の違いと正しい使い方を解説していきます。
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基準は確信度による違い
これらの表現は、話し手が感じている確信度によって使い分けることが出来ます。
表現 | 確信度 | ニュアンス |
Probably | 80~90% | 十中八九、ほぼ確実 |
Perhaps/Maybe | 50~60% | もしかしたら、かもしれない |
Possibly | 30~40% | ひょっとしたら、可能性アリ |
Probably (80-90%の確信度)
「十中八九」「ほぼ間違いなく」というように、高い確信度を示します。
例文:
- She will probably come to my home tonight.(彼女はおそらく今夜、私の家に来るだろう)
- This is probably the best solution of this issue.(これがこの問題の最善の解決策だろう)
Perhaps / Maybe (50-60%の確信度)
「もしかしたら」「かもしれない」という中程度の確信度を表します。
例文:
- Perhaps we should try again later.(あとでもう一度試してみるべきかもしれません)
- Perhaps the shop still open yet.(もしかしたら、まだ店は開いているかもしれない)
- He can’t speak japanese well but Maybe he wanna say “I love you”.(彼は日本語をうまく話せないが、たぶん「愛してる」と言いたいのだろう)
Possibly (30-40%の確信度)
「ひょっとしたら」「可能性はある」という、比較的低い確信度を表します。
例文:
- She could possibly change their minds.(彼女は彼らの考えを変えることができるかもしれない)
- Today might possibly rain later.(今日は後で雨が降るかもしれない)
文中での位置
これらの副詞は文中での位置にもそれぞれ違いがあります。
Probably
文中のさまざまな位置に置ける柔軟性があります。
- I will probably go. (最も一般的)
- Probably I will go. (強調したい場合)
- I probably will go. (助動詞の前)
Maybe
通常、文頭に置かれます。
- Maybe he’s right.
- Maybe we should try again.
Perhaps
文頭または文中に置かれることが多いです。
- Perhaps we could meet later.
- We could perhaps try a different approach.
Possibly
他の副詞と比べて文中での位置がより自由です。
Possibly, they haven’t received our message.
Could you possibly help me?
フォーマル度の違い
状況によって適切な表現が異なります。場面によっても違ってくるなんて驚きですよね。
Perhaps (最もフォーマル)
- ビジネス文書やフォーマルな場面で適切
- 例:Perhaps you could consider our proposal. (おそらくご検討いただければ幸いです)
Possibly (やや丁寧)
- 特に丁寧な依頼の際に使われる
- 例:Could you possibly attend the meeting? (もし可能でしたら会議に出席いただけますか?)
Probably (ニュートラル)
- 日常会話でもビジネスでも使える
- 例:I’ll probably make it on time. (多分間に合うと思います)
Maybe (カジュアル)
- 友人との会話や非公式な場面で使われる
- 例:Maybe it’ll rain tomorrow. (明日は多分雨かも)
まとめ
今回は“probably”・“maybe”・“perhaps”・“possibly”の使い分け方についてやってきました。
- Probably: 高い確信度(80-90%)、ニュートラルな表現
- Perhaps: 中程度の確信度(50-60%)、フォーマルな表現
- Maybe: 中程度の確信度(50-60%)、カジュアルな表現
- Possibly: 低い確信度(30-40%)、やや丁寧で特に依頼に使われる
これらの微妙なニュアンスを理解し、状況に応じて適切な表現を選ぶことで、あなたの英語表現の幅がさらに広がると思います。
日本語に訳して覚えるというよりは、その単語が出てきたら%のようなイメージで覚えてしまうのがいいのではないかなと思いました。
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