投資するなら知っておきたい!【ポートフォリオ理論】

突然ですが皆さんは、数学はお好きですか?好きという方も嫌いという方ももちろんいらっしゃるかと思います。ちなみに私はあまり有効な関係を築けた記憶はありません。

しかし、世界中の学者様達は日夜研究に励み、探求し我々の生活をいい方向にもっていってくれます。私の苦手な数学をいとも簡単に使いこなして。。。

以前私は、「ポートフォリオとは何か?」という記事を書きましたが、今回はもう1ステップ進んでポートフォリオ理論の話をしていきたいと思います。

それでは行きましょう!

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ポートフォリオのおさらい

本題に入る前に、まず簡単にポートフォリオのおさらいです。

金融においてのポートフォリオの使われ方は、現金、預金、株式、債券、不動産などの自分が持っている商品の一覧や組み合わせを指します。

詳しくはこちらから↓↓

ポートフォリオ理論とは?

投資の世界では有名な話があります。「卵を1つのかごに持ってはいけない」というものです。

複数の卵を一つのかごに盛ると、もし何かの拍子に落としてしまった時すべて割れてしまします。しかし、かごを複数用意して、卵をそれぞれに入れておけば、1つのかごを落としてしまっても別の卵は無事です。

これを投資の世界に置き換えて考えると、1つの対象に一点集中で投資するのではなく、異なる対象に分散して投資をすればリスクを軽減できるということです。

つまりリターンとリスクに基づいて最適な資産構成を探る考え方です

これを学者の方が研究したのがポートフォリオ理論です。正確に理解するためには、積分などの数学的知識や統計学的知識を必要とします。(詳しく知りたい場合は現代ポートフォリオ理論 – Wikipedia

いかに自分の得られる利益(リターン)を増やし、損失(リスク)を減らせるかを考えるものと思っていただければと思います。

ポートフォリオの組み方によるメリット・デメリット

今回はを例に出して特にインデックス運用のメリットとデメリット解説していきたいと思います。

メリット


自分で銘柄を選んで投資して運用する方法をアクティブ運用、逆に銘柄を絞らずに株式市場全体に投資するやり方をインデックス(パッシブ)運用と言います。

アクティブ運用は、市場の値動きに関係なく、「価値が上がっていくだろう」と思う株式に投資していくやり方で、インデックス(パッシブ)運用は、市場の値動きに連動していて、市場の値が上がれば上がり、下がれば下がるようにしている運用方法です。

アクティブ運用において銘柄を少なくしてハイリスクハイリターンで投資することを集中投資、後者を分散投資といいます。

長期的に見れば後者の分散投資の方が、いいパフォーマンスを発揮すると言われております。
理由としては、

  1. 特定の銘柄の価値が暴落してもリスクが軽い
  2. 値動きが緩やかなので、急な出来事にも対応しやすい

といったところでしょうか。

あのウォーレンバフェット「一般投資家ならば、個別株よりもS&P500株価指数へ投資した方が賢明だ」と言っているのでやはり、そのような投資信託やETF(上場投資信託)を買っておくのが安定の考え方なのだという事がうかがえます。

デメリット

もちろん、インデックス運用には、デメリットも存在します。世の中そんなにうまい話は転がっていませんね。

それは、集中投資の逆。ローリスクローリターンであること。平たく言えばこれに尽きます。

あくまでも長期的に見れば、世界的に人口は増え続けているので経済が右肩上がりに上がっていくことは予想されますが、市場と連動している分その上がり方は緩やかで急に資産を増やすという事は不可能です。

メリット2.の値動きが緩やかは裏を返せば、損失も少なければ、儲けも少ないという事なわけなので、今すぐにお金を増やしたいという人には向かないやり方になります。

もし今すぐにお金が欲しければ、高配当株に手を出すか、FXの画面にかじりつくのがいいのかと。。。

最後に

ポートフォリオ理論とは何なのかわかりましたでしょうか?おさらいとして

  • リターンとリスクに基づいて最適な資産構成を探る考え方
  • 投資にはアクティブ運用とインデックス運用がある
  • アクティブ運用は自分で銘柄を選定するやり方
  • インデックス運用は株式市場全体に投資するやり方
  • それぞれにメリットデメリットがある

ポートフォリオ理論にも、モダンポートフォリオ理論や、現代ポートフォリオ理論などがあり、まだまだ勉強不足なので今後わかりやすく話せたらと思います。

株にフォーカスしてお伝えしましたが、もちろん金融商品はたくさんあるので、様々な形に応用できます。

いかに低リスクで安全に一番収益をあげられるにはどうすればいいのか、というのを考えるのがポートフォリオ理論であるとだけでも覚えて、誰かに自慢してやってください。

<参考文献>

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