2023年8月の間に読んだ本の中で面白かった本を紹介していきたいと思います。今月は英語の勉強に時間を取ったおかげで小説は読めませんでしたので、ファンタジー無しでお送りします。
エッセンシャル思考
結構前の作品ながら、人気が高かったので一度読んでみたかった1冊。
エッセンシャル思考とは「最重要事項に集中し、最高の成果を出す」ための思考法。
著者は「ほとんどあらゆるものは、徹底的に無価値である」と定義した上で、多くの選択肢の中から、重要なことを見極め、その他を捨て、エッセンシャル思考を習慣化していく力を伸ばしていく方法を書いている。
人生には様々な誘いや選択肢があるが、人生には限りがあり、常にトレードオフが起こっていることを忘れてはいけないと思わせてくれる。時には断る勇気も必要であるとを再認させられた。
ミケランジェロが「それ以外」を排除することによってダビデ像を完成させた話を少し思い出した。
正直、あれもこれもとやりたいことが沢山ある自分からすると、目からウロコがぼろぼろ涙の様に出てきました。
過去に3冊同時に違う本を読んでいた時期に、読み終わった後何も覚えていなくてがっかりしたことがありましたが、あの時の自分にまずこの本を読ませてやりたかったと思いました。
世界一わかりやすい英語の勉強法
英語の勉強に嫌気がさしてた時に、手に取った1冊。
「語学には終わりがない」という事を念頭に置いて、「もっと気楽に取り組もうぜ」と肩に手を置いてくれるような作品。
- 単語・熟語
- 文法・リーディング
- リスニング・発音
- ライティング・スピーキング
の順番で勉強するのが効率的と著者は言っていて、
単語の意味がパッと浮かび、文法・解釈を理解できれば速読に挑戦して、、、といったように
なぜこの順序で勉強していくのがいいか?までしっかり教えてくれる。
が、個人的におすすめしたいのは、著者の関正生先生のメンタリティで、さすが塾講師だなと思わせる部分が随所にある。読み終わった時に異様にモチベーションが高まったので、とてもリスペクトを感じている。
一度読んだら絶対に忘れない地理の教科書
世間知らずすぎて、世の中を知るために取った1冊。
「一度読んだら忘れない」とあるように、地形がこうなので、こんな気候が生まれる。といったように「理由」によって紐づけられているので確かに忘れにくい。
地形があるから気候が出来て、違う気候があるから違う資源が取れて、違う資源があるから違う工業が発展して、工業が発展してるから人が集まって、、、といった具合で芋ずる式でとても面白かった。
個人的8月の中のベストな1冊。
入門書としてはぴったりだと思いました。教科書を読む前に弾みとして読めば、地理が苦手な人も苦手じゃなくなるかもしれないとも思えました。
コンテナ物語
「世界を変えた」というコピーライティングに思わず手が引っ張られ取った1冊。
コンテナがなぜ世界を変えるんだ?と思っていたが、読んでみると確かに変わっていた。
段ボールを大勢の人で運んでいた時代がたった10年程度で終わりを迎え、港から人が消えるまでを書いた作品。
沖仲仕(おきなかし)と呼ばれる船から陸へ荷下ろし、荷積みをしていた人々のストライキや物品の盗難など非常にコストが掛かっていた船による輸送。
そんな海上輸送がコンテナという「箱」とクレーンによって淘汰され、非常に低コストになった。
いかにして低コストになり現在に至るのかが多方面から書かれていて面白い。ちょっとページ数が452ページと多い点がデメリットとして挙げられますが、これを読めば、船を見た時に少し違う見方が出来るかもしれません。
イラストでイメージがつかめる 英語の前置詞使いわけ図鑑
英熟語いっぱい覚えるの嫌だな~と思って取った1冊。
英熟語はほとんど「基礎動詞×前置詞」なので、
「じゃあ数少ないし、前置詞覚えちゃえばいいんじゃね?」
と思って読みましたが、イラストでイメージ化しやすくされているので、わかりやすくなっていました。
構造としては
- 前置詞のイラスト・説明
- 例文(イラスト付き)
- 前置詞を使った熟語
の順番で31個の前置詞を紹介してくれています。
が、3.の熟語が結構数が多く紹介されていて、そのまま読んでいこうとすると心が折れる可能性があるので(少なくとも私は折れました。)おすすめのやり方としては、
- 全部の前置詞のコアイメージと意味を何周も繰り返して覚える
- それ以外の似た意味をくっつけて覚える
- 余裕があれば、熟語を覚える。
という感じがいいのではないかと思っております。あくまでも前置詞を覚えることを最優先に、熟語はさらっと見るくらいをおすすめします。
もし、覚えようとする場合はアウトプット必須ですね。
コメント
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